伝説の勇者の婚活 2巻 感想 「マホの正体、カタリナの目的」

1巻の表紙はちょっと損してるなと思ってしまう感じでしたが、この2巻は良い感じ。

こうしてみるとこの二人お似合いに思うけどなあ。ダメなのかなあ。

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伝説の勇者の婚活 2巻の感想

些細な嘘でも躊躇するユーリ

ここのユーリ、人間性がよく表れてるなあ。

勇者という素性を隠したまま婚活するためにはしょうがない嘘です。

ここで事実の通り『滅びの山でフレイムドラゴンと~』なんて言ったら即ばれますからね。

それにこういう嘘は自分を実際より良く見せてるわけでもないし。

『元兵士とかじゃないんだな?』→『ち…違う』

確かに元兵士でなないですからね。元勇者ですもん。ここは嘘をついていない。

なんと美しい!

直前のページで似顔絵が登場した際に、お?美しい、可愛い子だなあと一瞬思ったけど、ブゥキンみたいに偽ってるパターンか?と勘繰ってしまいました。

このアリスって子、実際もその通りなお顔で一安心。1巻で最初のユーリの婚活相手だったマリーも良かったけど、このアリスは明らかにレベルが違う。

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ただユーリの服装が引き続き残念な感じなのが…。

誰かユーリを説得できる人物、納得させる人物はいないのか?

タッセンぐらいしかいないんだろうなあ。でもタッセン達の住んでるところから離れてしまってるはずだし。

勇者であることを隠すのは大事なことだけど、婚活を成功させるにはまず無難な服装にしましょうよ…。ユーリのセンスの問題だろうから難しいけど。

アリスがマリーと違って難色を示してないようだから良かったけどね。

…。

アリスはユーリを利用しようとしていた…。

うん、薄々感づいていました。マリーと違って全然心理描写がないし、何よりユーリに対して好意的すぎる。

花言葉の件あたりまでのアリスがもし演じていない、本当に心からそう思ってるアリスならどれだけ良かったことか。

唐突に『母が…重い病気に~』と言い出してがっかり。

それを疑いもせず真に受けてるユーリはやっぱりユーリだった!

それにしても本性表わしてからのアリスは別人のように醜くなってるなあ。心はもとより、顔が酷いのなんの。

相談所の男とグルだったのはなあ。確かに読み返せば、顔の傷の辺りが不自然だ。よく練られてるなあ。

アリスはこの相談所の男のどこに惹かれたのだろう。それとも仕事仲間ってところか。客観的に見てユーリが負けてるところって感情が出にくいところと服のセンスぐらいでは…?顔なんて圧勝だろうに。

ユーリの寛容さ

怒りもしない。痛い目に合わせるわけでもない。その上襲ってきた男を回復させるなんて…。

私がユーリの立場だったらこんな行動取れないだろうなあ。腹が立ってしょうがない。だからこそユーリは勇者なんだろうけど。

ユーリが許してあげたのにアリスと男は全く反省してないのがね…。マリーがどれほど普通の子だったか思い知らされましたよ。

マホの正体

これは…つまりマホはユーリの妹ということかな?

だとしたら残念過ぎる。まあその線も予想してましたが。その方が1巻のユーリがマホを助けたところの表情も納得いくし。

出来ればユーリとはパーティー仲間であって兄妹ではない方が今後色々面白そうだったかなと。

しかし、わざわざ水晶玉(=アンドレの目)でユーリを見守って、クズな輩を成敗しに来るとは…。マホってユーリのこと好きすぎでしょう。いや心配なだけか。

アンドレとかいう鳥みたいなものをユーリに付けたのもこのためかあ。マホは兄想いなんだろうなあ。

ユーリが感情を出さないのもマホを安心させるため。

一気にユーリという人物像が明確になってきましたが、マホもあまり感情を出さないのはなぜなんだろう。ここが気になる。

なんにしろマホがクズなアリスたちを存分に懲らしめてくれたのは良かった。一気にスッキリしました。結局二人はどうなったんだろう…。

次なるお相手とは文通

このメルって子。さすがにアリスほどの容姿ではないけど、普通に可愛い。

ユーリは色々と抜けてる、外れてるけど、容姿の好みだけは普通かもしれない。それかこの世界には整った容姿の人ばかりなのか。

しかし文通でもユーリはアレな点がいくつもあるなあ。相手からの返信来る前に書いてたら意味ないし、滅茶苦茶長い手紙も…だし。何より内容が詩っぽくて何が言いたいやらさっぱり…。

結局はマリー編と同じような締め方だったけどこれは一種の様式美かなあと。ユーリの実直なところが上手く出るし、勇者ってバレて次なる婚活に進めるし。ネックなのはクズな輩が必要なところか。

最後に出したメルのお手紙、どんな内容だったんかな。そして無事に届いたのかな。

…と思ったら5話冒頭のがそれかあ。粋な演出。メルの思いは届かなかったかあ。残念です。

ユーリが勇者だから惹かれたようには見えなかったからメル再登場期待したい。

ユーリの成長?

1日過ごしただけの相手に結婚を申し込まれて騙されていないか?と思うだけでも成長してますね。アリス編は無駄ではなかった!

しかしこのカタリナ、見ようによってはアリスより美しいかも。アリスは美しさ<可愛さだったからかな。

今までで一番大人びた容姿。実に良いです。少し訳ありな感じが気になるけど。

カタリナの結婚の申し出を受けたユーリにマホはどんな反応したのだろう。マホもいつもいつも見てるわけじゃないだろうけど、マホ側の様子も見たい。

全ては祖父母のため…。

カタリナは今までの婚活相手の中で一番性格いい子。もちろん容姿も。

まあ見ようによっては祖父母、特に祖父のためにユーリを利用してるって見えなくもない。でもアリスと違ってそこに悪意は一切ないし。

お祖父さんの『虹斑病』とかいう病気。どこまで持つかなあ。よりによって結婚まで1週間もかかるとは…。

カタリナがユーリに懇願してるところ、心を打たれるなあ。特にずっと『祖父』と言ってたのに突然『おじいちゃん』になるところ。ここらへんにカタリナの素が出てる気がする。

そして何より、カタリナの真意に気付いてしまったユーリがそれを確かめる時の表情。それに利用されてることに怒らず、むしろカタリナの心配をするという…。ユーリはどこまで良い人なんだ。

読み終えて…。

1巻から飛躍的に面白くなりました。1巻も面白かったですけど。

やっぱりユーリがとても魅力ある人物なのが大きい。ユーリが良い人だけに成敗する悪役が際立つし。

アリス編→メル編→カタリナ編と3人の婚活相手が登場しましたが、三者三様な感じでちゃんと区別できる。

アリス編はまあ性格がアレなんでいいですが、メル編はもう少し見たかったなあと思いました。

ユーリにとって勇者とバレる=婚活終了だからしょうがないだろうけど、メルはあまりにも惜しい子でした。文通がメインだったからユーリと実際に会って話すってのが皆無だったし。

カタリナ編は初の長編ですが良い感じ。何よりカタリナが素晴らしい。この漫画のヒロインはマホだと思いますが、カタリナはそれに匹敵する。ただ、カタリナと結婚=この物語終了だろうから、結局はカタリナとは結ばれないんだろうなあ…。

最後の土砂崩れ+カタリナの祖父倒れるというあまりにも凄惨な展開。読者を最大限に絶望させにかかってますけど、カタリナたちが救われる展開が次巻にあると思って良いんですよね?

(ただ一つ残念なのは1巻にはあったプロフィール表がないところかなあ。カタリナは作中にあったけど、アリスとメルはなかったはず。)

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