伝説の勇者の婚活 4巻 感想 「最終巻、ユーリとマホ」

表紙もそれらしいけど、目次にも最終話の文字が。

終わっちゃうんだなあ。

最終巻には相応しい表紙だけど、ユーリの左の子は誰だろう。

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伝説の勇者の婚活 4巻の感想

勇者だからこそ

3巻であれだけドガを苦しめたフレイムドラゴンがこのありさま…。

にらまれただけでこれはヤバい。

ユーリの頬の傷はフレイムドラゴンに付けられたものだったのか。

とはいえ両者の力の差は歴然。

どうやって傷をつけられたんだろうか。

 

ドガがユーリを勇者と気付いて、ルドフネスが逃亡して、クアルーニにお仕置き。

ずっとたまっていた鬱憤を見事にはらしてくれましたよ。

(できればルドフネスも成敗してほしかったけど。)

シャルロッテの決意

シャルロッテ編も上手いこと締めたなあ。

確かにユーリとシャルロッテは似てる面もあると思う。

生まれながら勇者のユーリと生まれながら女王になることが約束されていたシャルロッテ。

まさに『生まれた瞬間に果たすべき使命が決まってた』。

ユーリの世界を救うという使命を全うしたのも凄いし、この幼さで王位や他国の王子との結婚を受け入れるシャルロッテも凄い。

 

加えて妹のことを思うシャルロッテがまた良い。

『私が幸せになる代わりに…妹が犠牲になるなんてそんなのダメ』

もうすでに王族なんだなあ。幼くても立派な王族。

これは未来では良き女王になるでしょうね。

 

即位の場面。

ドガがユーリに変化して勇気づけるところ、決意を胸に国民へ自分が国王だと宣言するシャルロッテも素晴らしいなあ。

カタリナ編に匹敵するものでしたよ。

色んな方向性で描けるから尚更凄い。

ブゥキンとアイテ

ブゥキンのこのセリフは1巻の場面を知ってるとグッとくるなあ。

そうだよなあ。

ユーリは勇者であること抜きにしても優しくて良い奴なんだよね。

あれだけ忌み嫌っていたブゥキンが改心するぐらいに。

しかし妹のアイテ。

兄に似らず可愛いね。

もう少し彼女の掘り下げもお願いしたかった。

ブゥキンの勇気

マホを守るためチンピラに身を挺するブゥキンは最高にかっこいい。

もう顔なんて問題じゃないレベルで。

『俺はどうしようもないクズだけど…友達の妹を見捨てるようなクズにはなりたくないなぁ…』

ユーリに助けられた回想のコマも相まって熱い場面。

 

流石にマホもブゥキンを見直しただろうね。

でもマホの想い人はユーリなんだよなあ…。残念だよ。

やっぱそうくるか

やっぱりユーリとマホは実の兄妹ではなかった。

2巻からずっとそうじゃないかなあ、そうであってほしいなあと思ってたけどその通りで良かった。

これは締めに入ってる流れ。

だけど良い落としどころかなあ。

幼いユーリとマホの回想も今までは見られなかったから新鮮。

ユーリはやっぱり生まれながら勇者だったし。

マホが向日葵を見て

『私はずっと同じ方を向いていよう あなたの方を向いていよう』

と独白するのは良かったなあ。

ガラティア

マホの回想が終わって突如現れたガラティア

表紙の子は間違いなく彼女でしょう。

尺の都合かダイジェスト風にデートが終わってしまったのが悔やまれる。

というか彼女は誰?

マホが一緒に存在してるからマホではない=マホの変化した姿ではないだろうし。

大団円

…素晴らしい終わり方でした。

中々ここまで綺麗に終わった漫画なかったと思う。

結局ブゥキンとドガの協力によってできたのがガラティアということか。

ドガの変化や演技がユーリをも欺けるほどだったとは。

 

ブゥキンの

『”妹”って肩書きを外してマホちゃんのこと見てあげてくれないかな…?』

このユーリを説得するところがもうね。

4巻で一番活躍したのはブゥキンじゃないかなあ。

ユーリの婚活を通して知り合った中でブゥキン以上に最適な人はいない。

自身がマホを好きなのは変わりないけど、マホが好きだからこそマホの応援をする。

ブゥキンかっこよすぎる。

 

説得後の場面。

マホがユーリからデートの誘いを受けて号泣するところグッとくるなあ。

ユーリ同様基本仏頂面のマホがあんなに破顔するとは。

よっぱど嬉しかったんだろうなあ。

そりゃあ何年も諦めていたことがようやく実現するんだもん。

 

締めはユーリとマホの初のデート。

もう最高の1コマ。

読み終えて…。

中村先生凄いなあ。

その一言に尽きます。

当ブログでは今まで何度か作品の終わりを見てきたけどこれはダントツで一番の終わり方。

ユーリとマホが(おそらく未来では)結ばれるなんてこれ以上望むことはないですよ。

惜しいのはカタリナやシャルロッテが再登場しなかったことかなあ。

出来ればユーリとマホの本当の結婚式に彼女たちが来てくれてる、そんな場面で終わったら最高だった気もする。

特にカタリナは4巻で出てきていないからね。

 

おまけで作中で引っかかっていたフレイムドラゴンから受けた傷の詳細も書かれてる。

その傷が残った理由も。

影の薄いソーニャとタッセンの背景もあるし、読みごたえあるものです。

 

『ユーリとマホが結ばれない終わり方』の可能性があったらしい。

中村先生がマホに感情移入してくれたおかげでこうした結末になって嬉しい。

もしおまけにあるような終わり方だったら残念極まりなかっただろうから。

 

もう一度勇者一行で活動する構想もあったらしいけど、力及ばず…ということは打ち切り?

それでもこうやって綺麗なまとめられてる。

正直見たかったけど、4巻読み終えての読後感が最高だったのでいいや。

 

中村先生連載お疲れさまでした。

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