約束のネバーランド 4巻 感想 「ノーマンの計画、見たもの、意地」

勢い止まるどころか加速しっぱなしな約ネバの最新刊。

4巻は今までと打って変わってエマ、ノーマン、レイの3人だけですね。

見返してみるとどれも雰囲気、構図など全く違っていて出水先生の力量が伺えます。

(表紙とかの原案ってどちらが構想してるものなんだろう。たぶん作品・作者さんによって担当範囲変わってくるんだろうけど。

もしかしたら構図などは白井先生が考えてるのかも?)

中扉のは…ノーマンが席からいなくなってるってことかなあ。

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約束のネバーランド 4巻の感想

出荷宣告を受けたノーマン

エマもレイも、ドンもギルダも滅茶苦茶動揺していたのに、肝心のノーマン自身がそんなに動揺してないなあ。

そう思ってた後のこの独白。

そりゃあそうだよな。

まだ12歳にもなってない、言ってみれば子供も子供。

決断、覚悟していたってどうしたって生きたいって思うよ。

脚が痛いだろうエマが自分のことであんなにも顔をゆがめて悩み苦しんでいるから尚更。

 

ノーマン出荷を受けてレイが一気に印象変わった。

なんというか熱い。3人の中で一番クールな感じが強かったあのレイが。

ノーマンをなんとしても生かしたいと思ったんだろうね。

ノーマンの意地と3人組

レイ(とエマ)がノーマンを逃がそうと必死の説得。

さっきも書いたけどレイが本当に熱い。

もう人が変わったかのように。

 

そんなレイの説得もノーマンの前では意味もなく。

ここの

『明日の出荷は仕方がない 命はくれてやる

でもその他何一つ譲る気はない 負けるつもりも一切ない』

さっきの独白もあってかなんとも言えない気持ちになった。

自分が明日には…って状況なのに笑顔で逆に説得し返すなんてね。

やっぱり3人組の中でもずば抜けて成熟してる。

今まではレイがそのポジションかと思ってたけど、これはノーマンだったなあ。

 

でもノーマンの言うようにノーマンが逃げる=代わりにエマやレイが出荷対象になる可能性大…。

それもエマは骨折してるからレイが濃厚。

それを知ってて必死にノーマンを生かそうとするレイもいいなあ。

『俺の6年は何だったんだ』

6年って相当だよね。

それも小さいころの6年なんてもう、とてつもなく濃い6年。

 

自分がすぐに出荷はないと悟っててレイに

『じゃレイも足折ればいいよ』

ってうきうきして言うエマ…。

やっぱり危うい子だなあ。

だからこそ3人のバランスが取れてるんだけど。

こんな発言ノーマンもレイも思いつきもしなさそう。

なんやかんやエマの衝撃発言のおかげでこんな良いシーンが見れた。

エマが発言しだしてから一気に良い流れに。

そこからの

『「みんな」の中にノーマンがいなきゃ私は嫌だ!!』

これはノーマンの決意も揺らいじゃうよなあ。

ただでさえノーマンはエマに好意抱いているってのに。

やっぱりエマが主人公なんだなって。

レイのさらなる秘密

レイは2巻で内通者というこれ以上ないってぐらい重大な秘密が判明。

さらに胎児の頃からの記憶があるなんてね。

幼児期健忘。

初めて聞いた言葉。

漫画って面白いだけじゃなく、気軽に学べるのもメリットですよね。

これが意外に頭に残るんだよなあ。

 

なんにせよレイだけが幼いころからハウスの秘密に気づきママに近づいたのも納得。

なにもなければ普通はそこはノーマンの役割だもん。

 

発信機無効化の装置も判明したけど、こんなもんで無効化できるんかね。

どういう原理なんだ?

ノーマン気付く

クローネの置き土産がついに!

まああれだけ盛り上がる感じだったのに何もなく…なんてあるわけないよね。

何にせよこれでクローネの遺志がノーマンに。

あとはノーマンがペンと包みの真意に気付けるか。

いやノーマンならきっと気付くんだろうなあって安心感がある。

レイでも気付くかも。エマはこういうの疎そう。

ノーマンが見たハウスの外側

ノーマンが塀を上がるシーン。

漫画だから、こんなことに突っ込むのは野暮だけど。

あれって可能なんだろうか。

相当遠心力かかりそう。ノーマンって運動神経とかじゃなく体力はないって設定だったっけ?

なら可能なのかな。

 

ノーマンが塀から見て知ったハウスの外側。

まさかこんなことになってようとは。

第3プラントって名称から同じ施設が他にいくつかはあるとは予想出来てた。

でもこんな形とは想像もしてなかったなあ。

てっきりもっと広い土地で各地に点々とした感じで存在してるもんかと。

でもそれだと警備も何もないよね。

ノーマンの嘘と本音、最後に見たものは?

やっぱりノーマンだけ群を抜いて大人だなあと。

あの時の泣き崩れた様子は演技だったんだ。

でも生きたいって独白は嘘偽りない本音だよね。嘘つく相手いないし。

だからこそこのノーマンの選択が活きてくる。

 

エマがノーマンをなんとか行かせないと必死で抵抗するさまは良いなあ。

ノーマンがエマに惹かれた理由、やっとわかった気がする。

でもあらゆる面でノーマンが上手。

もしエマの策が上手くいって無効化の装置を使ってたら、全て水の泡だから。

 

そんなノーマンを無意識に助けてたのがエマなんだね。

 

ママに連れられて案内された部屋でノーマンが見たもの、なんなんだろう。

あのノーマンですら呆気にとられる感じってことはそれほど意外なもの?

なんにしたってこれってノーマン生かされるっぽいかな。

ただ長らく退場しそう。

それにこの終わり方だともし生きていて再登場してもエマやレイ側とも限らないよなあ。

 

ノーマンの持ってるアタッシュケースの中、ほぼ空っぽ。

ただなんか端に入ってるよなあ。

紙コップの下側みたいな部分?

あれが包みの中身なのかな。

…と思ったらおまけ漫画で明かされてる。

紙コップを使った糸電話?

ああ、おまけ漫画のノーマンが風邪だったかの時の。

 

イザベラの

『さようなら幸せに ノーマン』

通信室のリトルバーニーの横にそれが…。

ママって絶対な悪ではないってより一層思いましたね。

 

ってことはペンも包みもまだ使われていない。

まだまだ反撃の目は十分あるってこと?

エマ…!?

ノーマンがいなくなってからエマもレイも抜け殻のように…。

もう脱獄無理だと弱気に自暴自棄になってるのは

どう見たって演技だろうと。

だったこのまま何もせず出荷って打ち切りしかないし。

そんなこと絶対ないし。

 

とはいえエマは心理描写内で『無理』って言ってるんだよなあ。

たぶん心の中でもそう思うことでよりママを騙せるようにってことなんだろうけど。

 

それらを踏まえてもこのエマの顔は驚愕だった。

出水先生は以前から表情のパターン豊富だなあと思ってたけど、エマがこんな悪い顔できるなんてね。

 

ママとエマの会話。

「ママになる方法」判明したけどそれ以上に思ったのがやっぱり

諦めてしまったエマ=今のイザベラ

なんだろうね。

『全てノーマンの計画通り』

もうね。ノーマン凄すぎ。

これ白井先生がノーマンの扱いに困ってわざと途中退場させたんじゃないかって邪推してしまうレベル。

実際には絶対そんなことなくて、それこそ「計画通り」なんだろうけど。

レイの

『お前ら二人~』

たしかにこのセリフは引っかかってたけどそっからここまで予測するとは。

もうノーマンとレイの力量の差を痛感。

ノーマン>>>>>>>>>>エマ、レイぐらい差はありそう。

内通者云々の時は拮抗してるように思ってたけど。

 

そしてクローネの遺した小包の中身。

まさか鍵型だったとは。

技術は教えてもらってるからそれで発信機の物理的除去が可能になると。

やっぱクローネの意志は潰えてなかったなあ。

クローネがいなかったら何もかも不可能だもん。

だからこそ彼女の退場は未だに残念。退場したからこそ輝いてるともおもうけど。

読み終えて…。

最後のあたりめっちゃ早足となってしまった感ありますがこんなところで。

最後のフィル、これはママvsフィル勃発?

ママがここまで驚いた顔するのって中々ない。

 

今回は全体を通してノーマンがメイン。

もうノーマンのための4巻といっていいぐらい。

気付けばノーマンのことばっかり書いてる。

ノーマン、生きていてほしい。

生きているなら絶対味方であってほしい。

 

今回はカバー下そんなに重大な要素はない…かな?

ハウスを上から見た構図?飛んでるものは出荷された子たちの遺品?

糸電話やリトルバーニーあるし間違いないでしょう。

 

白井先生の折り返しのコメント。

首筋のナンバーの法則のヒントがこの4巻のどっかにあるだって?

全く分からん。

レイのエピソードといい一見意味のないものが物凄く深い意味を持ってるなあ。

 

レイのために、脱獄のために髪を切ってくれたアンナ。

今まであんまり出番なかったけど、容姿だけならエマよりずっと可愛いね。

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