ワールドトリガー 10巻 感想 「修の男泣き、記者会見、ランク戦開始」

初めて複数キャラが表紙を飾ってる10巻。

これ、レプリカが表紙のメインだと思うんですがなんで左右に遊真と修を描いたのかな。

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ワールドトリガー 10巻の感想

総力戦

屋上から米屋の号令とともにC級隊員が狙撃し、三輪が風刃による遠隔斬撃。そこからの遊真の攻撃。

9巻ラストのハイレインに対する攻撃が見事に命中!ハイレインには悪いけど、スカッとしたなあ。

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三輪の風刃さえなければ遊真の攻撃はまず当たってなかったでしょうね。ハイレイン本人も読んでるし。

まさにボーダーの総力を結集してハイレインに致命傷を負わせてます。

しかし、ハイレインは自分の思うようにいかないと人が変わったように口が悪くなるなあ。正直小物っぽいぞ。途中までは凄く大物感出てたし、アレクトールは強いしで良き敵役だったのに。

修の奇策とレプリカ…。

76話で三輪がハイレインと良い競り合ってるときの『…最後に一回撃てればそれでいい!』ってのはこういうことか。

あの土壇場でよくこんな奇策を思いついたなあ。アレクトールの能力を逆手に取ったわけだ。

まあもしハイレインかミラが勘付いたら即ゲームオーバーでしたから、ハイリスクハイリターンですね。どうやって千佳のキューブを見つけるのかな。ハイレインが替え玉を手にしてすぐに気づいたところから何か違いがあるのか。パッと見同じキューブなんだけどなあ。

 

そして本部基地への帰還ではなく敵の遠征艇を狙ったのは千佳のトリオンキューブを捜させないため…。これはレプリカの提案のようだけど。たしかに修の策と合わせればほぼ確実に千佳の身を守れますね。

でも遠征艇を狙う=レプリカと修の身の危険性は高いわけで…。それも修がミラに足止めされてしまったのとレプリカがミラに半分にされてしまったのでレプリカのこうなることは決まっちゃったんでしょうね。(書いてみたらほとんどミラのせいだよなあ。)

それでも自分を遠征艇に投げろと言ったレプリカー…。最後まで遊真を心配していたレプリカ…。

初期から遊真とともに修を助けて来てくれたレプリカがなんと離脱…。半分にされたときもショックだったけど、これは長期にわたってだからなあ。このままハイレインたちとアフトクラトルにってことは軍事利用されそう…。少なくとも良い対応のされ方はないだろうし。

 

予定通り置いていくと言われるヒュースもだけど、アフトクラトルって本当に軍事国家って感じですね。血も涙もないところが。エネドラを始末したミラもそうだしなあ。ちょっと違うのはランバネインだけかな?

修の母

初見はただただ若い!でしたね。

39歳には到底見えない。29歳でも普通に通じるね。

葦原先生は40前後の女性を描くのが少し苦手なのかな。ボーダー上層部を見るに男性は全く問題ないっぽいし。

それとも香澄さんが異常なほど若いのか。謎です。

それにしても重症の息子の目が覚めて開口一番で『千佳ちゃんに泣いてもらえなかったわよ』とは…。これまた一癖ある人が出てきたなあ。

『親密さが足りないんじゃないの?』これは名言ではなく迷言か?

千佳は泣かなかったところとか修が目が覚めたのに気付いた時の反応の薄さといいなんだかなあ。迅さんが大丈夫と言ってたのか。修はあれだけ命がけで守ったのにね。

修男泣き

ここのシーン。ワートリ史上一番と言っていいほど大好きです。9巻の『敵の位置を教えろ』とはまた違った良さがある。

修の男泣きに思わずもらい泣き…。『傷が痛むんだよ』はベタだけどベタだからこそ良い!

というか修の泣いた描写って何気に初なような。

何度も書いた気がするけど、遊真もだいぶん人情あふれるキャラになってきましたね。初期の合理的な機械な感じの遊真はもういない。

 

レプリカが生存してることが分かったようだし一先ず安心だけど、アウトクラトルに利用されてないことを願いますよ。

記者会見

この記者会見とシーンは痛快だったなあ。現代のマスコミの実態をうまく表現してるというかね。

中学生の修に言ってることが全てにおいて正論なんだよなあ。

しかし、ここは名言の宝庫ですね。

『ヒーローにも反撃のチャンスが与えられるべきだろう?』

『ぼくはヒーローじゃない 誰もが納得するような結果は出せない』

『運命の分かれ目はこちらの都合とは関係なくやってきます』

『「責任」とか言われるまでもない 当たり前のことです』

この4つ以外にもありますけど、特に思ったのを抜粋しました。

こうしてみると「ヒーロー」って言葉がテーマみたいですね。

修は自分をヒーローではないと言ってるけど立派なヒーローですよね。自他認めるの自が抜けてるだけで。唐沢さんの『やっぱりきみはヒーローだよ』がグッとくるなあ。

修の遠征に関しての失言を上手いこと利用した城戸司令

ベイルアウトに関してスカッとする反論をした鬼怒田さん

修の体の具合とかを気遣ってたりマスコミに反論してた忍田本部長と林藤支部長

それぞれに見せ場がありましたね。

根付さんも修が出るまでは輝いてたし、根付さんのような人がいないとボーダーが成り立たないのも分かるし。

『彼らの存在を軽視するなどありえない~』の件はめっちゃかっこよかった。反面マスコミのアレな感じが際立ってたし。

少年漫画でそれもジャンプの漫画で主人公が記者会見に参加なんてものをこうも濃く描くって異色でしょうけど、とても上手い魅せ方ですよね。

修男泣きのところからここまでの流れがもう秀逸すぎて。

上手い。上手すぎる。葦原先生はどうしてこうも上手いのか。週刊連載とは思えない話の完璧さと濃さなんですよね。すべてが繋がってますもん。

ランク戦開始

大規模侵攻編が終わり、次なるはB級ランク戦編ですね。当初の目的である遠征組に入るためランク戦を勝ち上がりA級を目指す。

初戦はうん、肩慣らしっぽかったんで割愛。

修が復帰しての初戦である諏訪隊と荒船隊との三つ巴。

諏訪隊は大規模侵攻編で結構活躍してたから把握してるけど、荒船隊は隊長の荒船以外はすぐ退場だったはず。

全員スナイパーってのはやっぱり異色だよなあ。それを見越して高低差のあるマップを選ぶ修も修だけど。

次巻から話が大きく変わってきそうな感じです。

読み終えて…。

大規模侵攻編クライマックス、レプリカ離脱→修の回想→屋上→記者会見→ランク戦とあまりにも濃い内容でおそらく過去最高の文字数となってしまいました。

戦闘の描写も良いけど、屋上~記者会見の描写がそれ以上に良かった。葦原先生は素晴らしいと再認識しました。

ワートリは4人主人公だけど、修がダントツで主人公っぽいなあ。次いで遊真、迅さん、そしてかなり後に千佳。

遊真も迅さんもこれまでに見せ場は多かったから千佳も何らかの見せ場がありそうだ。

ランク戦の様相が気になるけど、レプリカの現状はもっと気になる。

玉狛第二が遠征に行った先でレプリカと再会する場面が来るのだろうか。

その時のレプリカはどんな感じになってるのか。

博識で落ち着いた感じなレプリカ先生のままでいてほしい…。

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